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テナント誘致事例
Case.02 事例 事業用借地
借地約成約による低コストでの出店が実現!
背景およびニーズ
当物件は福岡市東区の国道495号線沿いにあり、本来約160坪強の土地でしたが、道路拡張工事の用地買収により接道部分より約半分を福岡市に売却した残地で約3年以上空き地の状態でした。
その間にも数件の建て貸しの話が地主様の元にありましたが、地主様としては当該地に建築費用等を負担するというリスクは避けたいとのお考えもあり、結果、具体的な話のまとまりの無いまま更地という状態でした。
解決方法
建築費用などのリスクを避けるため、当社より事業用借地物件としてのリーシングをご提案いたしました。
解決プロセス
そこで当エリアにて出店を希望されているいくつかの企業様に当該地の資料を送付し、興味を示された携帯電話ショップの代理店様に具体的な契約条件などの打ち合わせを行う事になりました。
当初、テナント様側も建貸しでの出店を希望されましたが、冒頭の地主様の意向を伝え、近隣の同じ位の面積の建貸し物件の場合の賃料相場を提示し、おおよその建築費用の償却分を差し引いた地代をテナント様側からの希望賃料として地主様に提示いたしました。そのラインでの出店希望の意思を確認した後、地主様と地代の交渉をさせていただき、双方の希望金額を調整しました。
解決
その後、業務提携している建築業者のご協力のもとテナント様が自ら建築を行った場合の建築費用を契約年数でご検討頂き、当該地の造成工事費を地主様にご負担いただく条件で、15年間の事業用借地契約での成約となりました。
感想
今まで数年間、地主様にとっては、これといった利用方法もないまま固定資産税等を支払うだけでしたが、弊社のリーシングにより資材置き場などの見た目の悪い用途ではなく、良いテナント様を誘致できまして本当に良かったです。
三好不動産のココが
建築費用等、コストをなるべく掛けたくないという地主様の以降を最大限に考慮して、事業用借地物件としてリーシングご提案しました。テナント様は建て貸しがご希望だったのですが、地主様、テナント様、双方に交渉することで事業用借地として無事成約に至りました。
結果的に造成工事費を地主様がご負担する形にはなりましたが、 建築費用を負担してくださるテナント様を誘致でき、コストを抑えることができました。