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鮨 水魚
鮨 水魚(福岡市中央区春吉)
日本の食の伝統芸「鮨」。なにかと敷居が高そうなイメージを持つ方々も多いハズ。
今回は、お客様がお財布を気にせず安心して召し上がれるこれからの鮨店を追求する粋な大将が大いに語ります。
-この地に出店を決めたきっかけは?
実をいうと、別の物件に出店が決まりかけていた矢先に、この物件の募集看板をみたのがきっかけです。直感的になにかを感じ、考える間もなく問合せをしたのを覚えています。しかし、残念なことにすでに予約がはいっていまして、一度はあきらめたのですが、幸運にもキャンセルになりましてね。そして2014年の12月に出店へとこぎつけました。なにか縁を感じます。
-通常の鮨店とは一味二味も違ったシックな内装ですね。
内装だけではなく、私はいままでとは一味二味も違った「鮨や」を目指しているんです。
-といいますと?
いわゆる「すしや」には、慣習的に金額がベールにつつまれたところがあるじゃないですか。
また「お次なにしましょう?」「今日はいい○○がはいってますよ」と板前さんが、今風にいうとコンシェルジェ役をし、導いてくださるお店も多いですよね。これはこれで日本の「すしや」の文化であり、大事にすべきと思っています。しかし、あまり「すしや」に行かない人にとっては、板前さんにお任せじゃ、予算面を含めちょっと心配になることもあると聞いています。
-そうそう、行きつけの店だったら別ですが、初めてはいるおすし屋さんはちょっと構えてしまいますよね。
そうですよね!カウンターの陳列ケースのうしろに、まさに職人気質の大将が立っていたら緊張しませんか?
-あはっ!ずぼしです。でもいいんですか?そんなこといっちゃって。
いえいえ、決して否定はしていませんよ。それがまた本来の「すしや」の醍醐味でもあるし、職人の板前さんを求めて常連になることも「すしや」の楽しみ方のひとつです。私が言いたいのは、日本が世界にほこる素晴らしい料理のひとつである「鮨」の食べ方や、楽しみ方もいろいろあっていいと思うんです。現にいまや主要な国々には日本料理としての「すしや」が数多くありますが、輸出されたと同時にその国々にあった食べ方が生まれ、根づいていますよね。
-なるほど、そっかぁ。…カリフォルニアロールがいい例ですね。
そうですね。
で、私の新しい食べ方の提案は、鮨をコースで食べていただくことなんです。お飲み物別で3,000円からありますが、このシステムだとお客様それぞれの予算にあわせ、安心しておすしのまた違った食べ方を楽しんで頂けると思ったのです。また、鮨以外であれば単品料理も値段つきで用意されているので、会計の時ドキドキしなくもいいですよ(笑)
-(笑)いろいろと語って頂き、ありがとうございます。大将のお鮨の新しい食べ方の提案がいわば店のコンセプトと言えますね。
コンセプトを一言いうと「新しいすしやのかたち」とでもいいましょうか?ちょっとカッコつけすぎかなぁ?
-そんなことはないですよ。おいしいお鮨の楽しみ方が増えるのは、消費者目線でも願ったりかなったりです。最後に、大将の夢を聞かせてくださいますか?
福岡という街は、鮨に限らずあらゆる分野の飲食店がしのぎあい、競争原理が働いて全国的に「食べ物がおいしい街」といわれていると思います。
しかし、感じませんか?その玄関口である福岡空港の飲食街にはその原理が働いてないような気がしてならないんです。飛行機で福岡を訪れ、離れる人たちが必ず訪れる空港にこそ力をいれるべきではないかと。福岡を飛び立つ前に、最後に食べて満足して帰ってもらうことが福岡の印象度アップにも繋がる需要なことだと考えるんです。2019年に福岡空港に2本目の滑走路ができ、ターミナルビルもリニューアルされると聞いています。
そういった、場所にもどんどん出店して競争し、食を通じて福岡をさらによい街にしていきたいですね。
-最後に大いに語ってくださいました。本日はとっても楽しいお話、ありがとうございました。
こちらこそ、失礼しました。
まったく新しいおすし屋さんです
株式会社三好不動産 テナント事業部 平山忠央
大将と出会ってからその心意気に惚れました。まったく新しいスタイルの「すしや」を目指すというその熱意がにじみでていて、迫力すら感じられたのをはっきりと覚えています。
今回紹介したのは、よくある鉄筋コンクリート造りのビルの一角と違い、独立した"2F"建ての建物の2階部分の物件。廻りの町並みともマッチし、よい雰囲気をかもし出したお店に仕上がりました。1階にはイタリア料理店がはいっていて、結果的に和洋食のコントラストが絶妙で私自身もとても気に入った場所となりました。
「鮨」の食べ方の新しいスタイルを追求するには絶好のエリアと空間ではないでしょうか。
鮨 水魚
【住所】 | 福岡市中央区春吉3-24-4 KS SQUARE 2F |
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【TEL】 | 092-716-1934 |
【Facebook】 | http://facebook.com/suigyo |
【セットメニュー】 | ¥3,000~(飲み物別) |
株式会社 三好不動産 テナント事業部はオーナー目線を忘れません
天神西地区はトップブランドがひしめく商業激戦区。東京発の全国ブランドと九州発の伸び盛りブランドが凌ぎを削るからこそ、東京とはひと味違う個性が生まれるのかもしれません。それゆえこのエリアへの出店や生き残っていくのは容易なことではありません。そこで、三好不動産のテナント事業部は、ビジネス市場や現場に近い距離に立地しながら、活きた情報を収集。そこから見出せる活路をアップデートに、積極的な事業を考えるお客様へと提案していきます。私たちはオーナー目線を忘れません。そして、商業コンサル、デザイン提案からリスクマネジメントまで、皆様の末長い商売繁盛を応援します。
株式会社 三好不動産 テナント事業部
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