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JR筑肥線九大学研都市駅の前に2013年11月、とても粋なお店がオープンしました。その名も「ザ・ラグビー・ブリティッシュ・パブ」。オーナーの飯田様にお話しを伺うと、出店コンセプトをはじめお店の魅力におもわず引き込まれてしまいました。

一見、ラグビー専門のスポーツバーにも見えますが。

飯田様「イギリスの雰囲気をふんだんに出したパブレストランです。おいしい食事と飲み物をお出しするのはもちろん、イギリス発祥のスポーツであるラグビーやサッカーをお店のテーマにしています。」

オープンに際してもう一つ大きなテーマを持ってらっしゃるとお聞きしましたが…。

飯田様「そうなんです。私が志しているのは、インターナショナルな場を提供したいということです。」

それはいったいどのようなことでしょうか？

飯田様「私自身、海外での生活経験もあり、英語の重要性は肌に感じています。しかし、日本人はあれだけ学校で英語教育をうけているのにしゃべれる人がほんとに少ない。いや、しゃべろうとする人が少ない。それは、日本人特有のシャイな一面かもしれません。話す前に頭で考えてしまって『間違ったらどうしよう。笑われたらどうしよう。』といったちょっとした恐怖感みたいなものかもしれません。当店に外国人のお客様をたくさん増やして、日本人の方が積極的にコミュニケーションを取れる場所でありたいと思っています。」

とっても素敵ですね。

飯田様「私の経験でもあるのですが、ちょっとお酒が入ると、リラックスできるのか積極的に英語を話すようになるんです。そういう意味でもパブで国際交流って理にかなっているんですよ。ですので、このパブでも英会話教室を始めたんです。そちらの方も広まっていって欲しいと思います。そして、そのままパブのお客様になってくだされば、尚嬉しいですね。」

いやあ。すばらしい。奥が深いパブレストランですね。

飯田様「おかげさまで、周辺にお住いの九州大学の留学生を中心にお客様も徐々に増えてきています。一般にこれまでイギリス料理は悪評が高かったようですが、この20年の間に「ガストロ・パブ（美味しい料理を提供するパブ）」というカテゴリーが出来るくらいイギリスでも「食」が注目されています。ザ・ラグビー・ブリティッシュパブでは、美味しいインターナショナルなパブ料理をご用意しています。美味しいお料理と、ブリティッシュ・ビールを食しながら国籍を問わないコミュニティーの場になってくれればいいですね。」